​Publications

 

「パンダちゃん」2005年 リトルモア

   "Panda Chan" 

 

動物園は苦手だがパンダは大好きというジレンマを抱え、ならいっそのこと本場中国に行ってしまえと、四川省のパンダ保護センターを訪れた時の作品集である。木の上からコパンダが撮影中だった作者めがけてジャンプしてきて、しばらく オンブ状態で首や頭をガシガシと噛まれた経験は、なんと作者の人生ベスト5に入るという。ちょっと痛かったけど、毎日毎日ひたすらパンダを見て過ごして、ほんとにほんとに幸せな日々だったなあと当時を回想する作者。

 

 

 

 

「コパンダちゃん」2006年 リトルモア

   "Copanda Chan" 

 

「パンダちゃん」の第二弾。チビパンダにフォーカスした作品集。

「南米旅行」 2004年  リトルモア

​  “Travel to South America” 

 

ペルーのリマをかわきりに、チリ、アルゼンチン、ブラジルと3ヶ月ほどかけてリオのカーニバル目指して旅した時のもの。作者にとって初めての長期の旅で、日記のようなものを後書きにしているが、今読み返しても当時の情景がありありと思い浮かんでくるとか。さらに、作者いわく明るい南国といった風景は視覚的には言うことないが、体感的にはコートを二、三枚羽織ったくらいのカラカラに乾燥した気候がいい、というのが旅を終えブラジルの空港から飛び立ったときの切実な旅の実感。

「海、その愛......」1998年 リトルモア

   "The sea, its love ..." 

 

水平線に憧れる山育ちの作者が、江ノ島海岸にふた夏ほど通って撮った作品集。でも水平線はものの5分くらいで満足してしまい、かわりに海水浴客でごった返す浜辺にレンズはシフト。どうも当時の作者には壮観な自然の美よりも雑多な人間界のほうが魅力的だったようだ。

「1/41 同級生を巡る旅」

 2003年 情報センター出版局

   "1/41-Traveling around classmates" 

ひとクラスしかない田舎の小学校で6年間を共に過ごした同級生41人。卒業してからすでに二十数年、全国に散らばる彼らを一人ひとり訪ね歩いた写文集。当時なにかと騒々しい日々の生活に精神が疲弊していたようで、会って話をして写真を撮って、そして別れるというその淡々とした行程なかで、作者はいつしか心の安寧を意識しはじめる。という、いうなれば巡礼や行脚的要素を含んだ作品集である。